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納得できる治療方法を選択していただく方針のもと、より細かい対応が可能な院内処方でお薬をお出しします
お薬については作用・副作用、飲み合わせなどの説明をしっかりとおこない、基本的には患者さんのご要望に合わせて治療を進めていく方針です。お薬の種類や選択肢の面でより細かく対応するため院内処方をしております。
診療ポリシー
医師が一方的に治療方法を決めるのではなく、患者さんのご意見を尊重いたします。
医師は、上から目線で患者さんを治療するのではなく、患者さんのご要望にあった治療方法を提案するのが理想だと思っています。そのため、まずは症状やご要望について、患者さんのお話をよく伺うことを心がけています。
当院では、扱っているお薬の表を作成しているのですが、その表をお見せし、眠くなる・ならないなど、お薬の作用・副作用をしっかりと説明いたします。そのうえで、患者さんに納得していただけるお薬を使って治療を進めていくのがポリシーです。ただやさしく接するのではなく、患者さんが納得できる医療を提供することが医師としての喜びです。
お薬の処方で気をつけていること
他のお薬との組み合わせなどに気をつけてお薬を調整しています。
お薬を処方する際には、まず、他の病気でお薬を服用しているかどうか、妊娠中かどうかなどを確認させていただいております。患者さんが持参されたお薬についても調べて説明し、処方の際には、飲み合わせや塗り薬の併用に配慮しております。
漢方薬の処方にも対応
勤務医時代に勉強会で学ぶ機会があり、漢方治療も導入しています。
勤務医時代に漢方薬について学ぶ勉強会に参加する機会があり、関心を持ちました。漢方というのは西洋医学とは異なる体系を持ち、もちろん皮膚科に限らず全身を診るものです。当時はそれをかなり必死に学んでいました。
ただ、学んでいくうちに、漢方薬だけで全身の治療をおこなうのは難しいとも思うようになりました。ですので、今はあくまで皮膚科の疾患や症状について、治療の選択肢の1つとして漢方薬も取り入れるという考え方です。
力を入れている診療
パッチテストによるアレルギー検査や帯状疱疹の治療に力を入れています。
力を入れている診療は、アレルギー検査と帯状疱疹の治療です。アレルギー検査は血液検査とパッチテストでおこないますが、食物や花粉だけでなく、防腐剤や金属のアレルギーにも対応しています。食物は主に血液検査、防腐剤や金属は基本的にパッチテストで判別できます。
帯状疱疹の治療には、点滴で抗ウイルス薬を投与する方法をとっていますが、帯状疱疹はつらい痛みを伴う病気ですので、患者さんの負担に配慮して痛み止めの入った点滴薬を使用しています。